ドイツで暮らし始め知ったドイツの行事や風習、 その中の一つが12月6日ニコラウスの日。 4世紀頃の東ローマ帝国の司教・聖ニコラウスは貧しい人達を救った人物として伝えられています。 「ある日ニコラウスは、貧しさのあまり、三人の娘を嫁がせることの出来ない家の存在を知った。ニコラウスは真夜中にその家を訪れ、屋根の上にある煙突から金貨を投げ入れる。このとき暖炉には靴下が下げられていたため、金貨は靴下の中に入っていたという。この金貨のおかげで娘の身売りを避けられた」という逸話が残されている。この逸話が由来となり、「夜中に煙突から家に入って、靴下の中にプレゼントを入れる」という、今日におけるサンタクロースの伝承が生まれている。 (ウィキぺディアより) 子供の守護聖人とも言われ、聖ニコラウスの命日 12月6日をニコラウスの日として祝うようになりました。 そしてオランダ語のニコラウス「シンタクラース」がアメリカへ渡ったオランダ人により伝わり「サンタクロース」となったそうです。 つまりサンタクロースの語源はニコラウス。 12月6日は街角にニコラウスが立ちチョコを配っている姿が見られたり、 幼稚園にもニコラウスが来たり、親しい家族が集まって自宅にニコラウスを呼んだり。 私達家族は娘が2歳の時 友人宅のパーティーにお呼ばれされ、初めて間近にニコラウスを見た娘は恐がり泣き出してしまいました。 ニコラウス役は親類や知人に頼んだりするのですが、年長の子供は「あっ、XXオジサンだよね」と親しげにニコラウスに近づき付けヒゲを引っ張りニコラウスを慌てさせたり(笑) ニコラウスのお供としてクネヒト・ループレヒトがいます。 ニコラウスは子供達に「お手伝いをよくしたね」 など褒めてプレゼントを渡しますが、ループレヒトはその逆で悪い子達におしおきする役目。 当然幼児達は恐がりますので、お供(ループレヒト)無しのニコラウスが多いようですね。 ニコラウスからのプレゼントはお菓子やナッツ類などで、クリスマスイブに別のプレゼントをくれるのがクリスキンド(幼児キリスト)と通常ドイツの子供達は教えられます。 子供達がニコラウスの日を楽しみにする とてもポピュラーな歌です。 ★写真は全て 他サイトからお借りしました。 ★ポチッと していただけたら嬉しいです。
by monika914
| 2013-12-08 07:39
| 行事、風習、冠婚葬祭
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Comments(4)
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chotiberry at 2013-12-08 08:27
おお!勉強になりました~
さっき、近所でサンタクロースを2人見かけたんですが、超ニアミスな2人でした。
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はちきんイジー
at 2013-12-09 03:05
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人にもよるようですが
主人の家では この日 セント ニコラスが キャンディーやオレンジをお皿に盛り 子供たちに持ってきます その習慣のない私は 忘れる事が多く 毎年 義母が子供たちの為に作ってくれていました ルクセンブルグ出身の主人の友人が このセントニコラスになりその町のレストランで子供たちとせっする催しに毎年参加しています この写真にあるような衣装を着ています クネヒト・ループレヒトは初耳 主人も知りませんでした
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monika914 at 2013-12-10 02:50
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monika914 at 2013-12-10 02:54
★イジーさんへ
確かバッキーさんの先祖はドイツ系でしたよね。 だからニコラウスの日を祝うのでしょうか。 通常アメリアではニコラウスの日を祝う事無いと思っているのですが。 我が家では子供達がいる頃は 前日に子供達が準備した靴下とか長靴のお菓子他を入れてあげました。 その頃が懐かしいです。
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