幼児を襲った犬・ロットワイラー


                       
                     火曜日の新聞記事
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森の中でロットワイラー(雄・生後16ヶ月)が5歳の女の子を襲い 腕を噛み大怪我を負わせ、 その子は2日間入院。

その小さい森は我が家の近くにあり ナナともよく散歩する場所。
ロットワイラーはリード付きだったけれど 1メートル離れていた女の子を急に襲ったそうで、その子は犬に対し撫でようとしたり 挑発するような行動はとらなかったとされています。

子供を襲った、、、、それだけで即殺処分という国もありますが、 その犬は警察と獣医局(国の機関)の判断で 殺処分にはならず、専門家の訓練による犬の社会化を条件にチャンスを与えられました。
しかし 飼い主はこの事件後、犬を放棄してしまったそうで、新しい飼い主が必要です。

そして翌日(水)の新聞に 又その犬の記事が載っていて 「被害にあった女の子では無くとも なんらかの形で犬への挑発があったのではないか云々」とありました。

どんな犬であろうと 理由無しに人間を襲う事は無い、と言うのが一般的な考えですが、犬に過剰なストレスや人間に対する不信感があった場合は別なはず。
ロットワイラーの飼い主が どの様に犬と接し暮らしていたのか、 それに関しては書かれていませんでしたが すぐ犬を放棄してしまった事を考えると自分の犬への責任感は無い飼い主と判断出来ます。


ところでドイツでは闘犬&危険犬種が定められていますが、それは各州によって異なります。
ドイツ ロットワイル地方出身のロットワイラー犬に関しては 私が住むバーデン・ヴュルテンベルク州では危険犬種とされていないけれど、ヘッセン州では危険犬種となっていて、いかなる場所でもリード&口輪装着が義務付けられています。

又犬種に限らず 各市町村で、犬をフリーで散歩出来る場所や道が定められています。
今回事件のあった森は 鹿などの野生動物は生存していないのでフリーに出来ますが、勿論他人へ迷惑をかけない事が条件。
そして私がナナと毎日のように歩いている湖沿いの散歩道は 夏場はリード付きでなければいけません。
しかし私を含め 多くの飼い主はそれを違反している状態なんです。 
それでも犬が自由に歩く姿を微笑ましく見守ってくれる人が ほとんどで、違反している事を騒ぎたてる人はいません。
今更ながら 犬の飼い主としてそれを当たり前に思うのではなく感謝して、同時に自分の犬が人間の恐怖の対象にならないよう躾け社会化させる必要性を飼い主は持つべきだと思いました。

犬種による差別や偏見は持ちたくないですが、それぞれの特徴や素質はありますよね。
闘犬種とされる犬を飼ったなら 当然飼い主は奥底に潜んでいるかもしれない凶暴性を念頭に躾けるべきだし、何かトラウマを持っているらしきレスキュー犬を飼ったなら そのトラウマを癒す努力をすべきだし それが出来ないなら犬の為にも飼うべきではないです。

正直私は闘犬種を飼う自信も つもりもありません。

怪我した女の子、 その子が一生 犬への恐怖とトラウマに悩まされない事を祈ります。
だって 人間にとって犬は素晴らしいパートナーになりえる存在なのですから。


★同じ日に ある日本男性の記事もありましたが、それは次に紹介します。



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by monika914 | 2013-05-09 07:01 | 愛犬と暮らす | Comments(4)
Commented by Yoko at 2013-05-12 07:46 x
私もロットワイラーがGood night kissをしに行った家族を襲った話を知っているのですが、その子の場合は、その事件が起こるまでの1ヶ月くらいの間、その家族には来客が絶えず、犬達にも家族以外の人が常に家の中にいたり、きっとお散歩なども少なくなり、そ〜言った意味でのストレスフルなときを過ごした後だったそうです。 日本ですからすぐに安楽死させられたのだそうですが、さすが、ドイツですね。
Commented by B&J at 2013-05-12 17:56 x
ロットワイラーは、私の知っている仔たちが、あまりにもお利口さんたちばかりなので、こういう事件は悲しくなってしまいます。。。(v_v)

イギリスも危険犬種を定めていますが、ロットワイラーは入っていません。けっこう従順なんですよね。。。それ故に、訓練次第で闘犬になれます。アメリカでのことだったか忘れてしまったのですが、11歳になるロットの女の仔が盗まれて、その後、遺体で発見されたのですが、闘犬の「ベイト(負け役)」に使われたようで、それは酷い頭部となっていました。11歳でも果敢に身を守ろうとしたのでしょうね。。。そう言う意味では、歳を取った穏やかな仔でも噛むように出来る犬種なわけですね。。。
人間という動物が一番凶暴なのだから、勝手にファイトクラブでもつくればいいのに。。。(-_-メ)
Commented by monika914 at 2013-05-14 03:45
★Yokoさんへ
ロットワイラーに限らず ストレスが溜まっている犬達がこの様な事件を起こしてしまうケースが多いようです。
やはり飼い主との関係が本当に大事で 犬を気持ちを持たない機械のように扱っていると大変な事になりますよね。
今回噛まれた女の子の母親が「不幸中の幸いだった、、、もし腕では無く喉を噛まれていたら命も危なかったでしょう」と。
それでも殺処分を逃れたかは 私には分かりません。
Commented by monika914 at 2013-05-14 03:54
★B&Jさんへ
人間同様 子供(パピー)時代に受ける愛情と躾けによってだいぶ違ってくるのでしょうね。
ロットワイラーは飼い主を守る為なら凶暴になりえる犬だと思うんですが、どうでしょう?
しかし家庭犬が人を噛むのは許されない事で それが飼い主(人間)による無責任が原因なのはやりきれません。

ホント、 犬を使わず自分達が自分の体で闘って血を流し痛い思いをすればいいんですよね。
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