義兄の お葬式 ~ 2人の子供を喪った義母



長いドイツ生活の中 親族の葬式は初めてでした。

それはカトリック教会の式でしたが、プロテスタントでは多少違うでしょうし、日本同様 地方によって異なる習慣があるはずです。


木曜日の夜 6時 教会でのTotengebete(トーテン ゲべーテ)というミサは30分位。
金曜日の朝 10時 教会でのRequiem(レクイエム)のミサは1時間ほどで終わり、その後 墓地に移動し そこの礼拝堂にてAussegnung(アウスセーグヌング)、最後の死者への別れのミサ。

参列者は そこで初めて棺を目にし、ミサの後それぞれが そこに花(遺族が準備した)を置き最後のお別れをします。
(木曜と金曜の教会でのミサには 棺はなく、遺体は墓地の礼拝堂横の遺体安置所)
遺族は安置所の鍵を受け取っているので その前に会いに行けます。

置かれた花は真っ赤な薔薇、 日本と違いドイツのお墓には色とりどりの花が供えられています。

そしてレストランにて式の参列者と共に 昼食。(遺族の招待)
式だけで昼食には来ない人達もいます。

服装に関しては 暗い色であれば黒でなくても構いません。
花柄のスカーフや大きいアクセサリーをつけてる女性もいて、日本ほど服装の仕来りに拘りはありません。

土葬が伝統的、一般的でしたが、最近は火葬も増え、 義兄は火葬を望んでいました。
火葬場を設けた墓地もありますが、義兄の墓地には無いので 近日中に別の場所で火葬され、その灰を入れた物が埋葬されます。

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今時、62歳の死は 早すぎる死と言えるでしょう。

子供を喪った義母、彼女の最初の子供も病気で亡くなりました。
女の子で2歳でした。
心が切り裂かれるような悲しみを思うと どんな悔やみと慰めの言葉も無意味に思え、一回りも小さくなったような義母の体を ただ抱きしめました。


それでも夜は親族達が集まって 義兄の思い出話しなどのお喋りの中、時おり笑顔や笑い声も混じってきました。
義理姉達からも色々な昔話を聞けました。


「お義母さん、 お義母さんにはまだ息子と娘達、義理の息子と娘達、7人の孫、2人の曾孫が居るんだから、、、、、、 」 それ以上 言葉が続かなかった私を義母は涙の笑顔で抱きしめてくれました。




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by monika914 | 2011-02-14 18:22 | 家族&我家 | Comments(6)
Commented by mucci194 at 2011-02-15 01:52
お義兄さま、まだお若かったのですね。
親にとっては子供はいくつになっても子供、先に逝かれる事ほど辛いものはないでしょう。
でもお義母さまの周りにはもに香さんがおっしゃるようにたくさんの家族がいて、これを機会にまた更に団結心が深まった事でしょう。

お義兄さまのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
Commented by monika914 at 2011-02-15 04:04
★mucciさんへ
暖かい言葉をありがとう。
義母は色々話すんですが、60年前以上に亡くなった娘の事は彼女の口から聞いた事ありませんでした。
今回 その女の子の名前も初めて義理の姉から聞いて知ったんです。
Commented by tawrajyennu at 2011-02-15 08:11
お義兄さま、亡くなられたのですね。
62歳だなんてお若い・・・・我が家の夫と同い年です。
まだまだこれからという時に・・・・言葉もありません。
心よりご冥福をお祈りいたします。
そちらでも火葬ってあるんですね。
逆に夫の田舎は2年ほど前まで土葬でした。

お義母さま、お辛かったでしょうね。
逆縁ほど辛いことはないと思います。
それも二度も経験されたなんて・・・・・
でも、もに香さんの仰るようにお義母さまの周りには
まだまだご家族がたくさんいらっしゃいます。
皆さんで支えてあげられたら良いですね。
Commented by はちきんイジー at 2011-02-15 10:19 x
70代でも 若く感じます

この世を去るには、、

子どもを先に送ることほど 辛い事はないでしょうね

心から ご冥福をお祈りします

アメリカもだんだんと火葬が増えてきているように感じます

義父もそうでしたし 私達もそれを望んでいます。

Commented by monika914 at 2011-02-15 20:52
★タワラジェンヌさんへ
暖かい言葉をありがとうございます。
1年前は義兄との別れがこんなに早く来るとは 誰も考えていませんでした。
病気の発見と治療が遅すぎたのが 本当に悔やまれます。

夫と私は義理の姉達より一番遠くに(義母の家から)住んでいるのですが、これからも義母を出来る限り支えていきます。
Commented by monika914 at 2011-02-15 20:58
★イジーさんへ
義兄の冥福を祈ってくれて ありがとうございます。
子供を先に喪うなんて 私は想像することすら恐ろしいです。

夫と自分達の葬儀の事は話した事もないのですが、いつ何があるか分からないので子供達に話しておいた方がいいかな、と思うようになりました。
避けたくとも避けられない現実はいつかやってくるのですからね。
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